昨春のデビュー以来、パワフルな演奏で人気上昇中の中ノ森BANDが、そろって映画デビューすることになった。
「結婚しようよ」は、52歳の平凡なサラリーマン(三宅)が主人公。学生時代にフォークソング歌手を目指したが断念し、今は妻(真野)と大学生の長女(藤澤)、二女(AYAKO)と毎晩、一緒に夕食を取ることが唯一の生きがい。娘の自立後の熟年夫婦の生き方など「団塊オヤジ」が直面する悩みが描かれる。
中ノ森BANDは、AYAKOと、ベースのYUCCO(24)、ドラムのCHEETA(チータ、27)、キーボードのSHINAMON(25)の4人組。今年6月の単独ライブを会場で見た佐々部監督が、4人の演奏とキャラクターにほれ込み抜てきした。AYAKOは、物語の核となる家族の二女・歌織役。劇中のアマチュアバンドでもボーカルを担当し、ほかの3人も同じ担当楽器でバンドメンバーを演じる。
AYAKOは昨年10月、4人が主題歌を務めたドラマ「鬼嫁日記」に1シーンだけ出演したことがあるが、これが本格的な役者デビュー。「普段と違う形で自分を表現できることがうれしい。役も今の自分と変わらないので、ナチュラルに演じたい」と撮影を待ちわびている。
映画のタイトル「結婚しようよ」は、拓郎の1972年のヒット曲名。大の拓郎ファンの佐々部監督によるオマージュ作品で、拓郎の名曲18編が挿入歌として流れる。劇中では、AYAKOら4人が拓郎の「風になりたい」「人生を語らず」、キャンディーズに提供した「やさしい悪魔」「アン・ドゥ・トロワ」の4曲を演奏する。85年生まれのAYAKOは「銭湯で『結婚しようよ』を歌っていると、改めて拓郎さんの曲の素晴らしさを感じます」と話す。
三宅を温かく見守る男性に松方、バンドが腕を磨くライブハウスのオーナーに岩城滉一ら。11月6日クランクイン。
(スポーツ報知) - 10月20日

